一年前の自分と比較して、着実に変わる方法

花畑

瞑想は頭を少しだけ良くしてくれます。

それは自分だけにしか実感できないことかもしれません。

今日の自分と昨日の自分、あるいは一ヶ月前の自分、それを比較できるのは自分だけでしょう。

しかし一年前の自分ならどうでしょうか。ひょっとしたら、他の人から見ても自分が変わった、賢明になったと実感させることが可能かもしれません。

瞑想は、少しづつ、だけど着実に自分を変えてくれるのです。

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瞑想時の足の痺れ

朝焼けの川

瞑想のコツと足の痺れ

瞑想のコツとして、微動だにしない、というのがあります。

どういうことかといいますと、瞑想している最中に自然に筋肉が緩んで身体が少し動いたりする分には良いのですが、意識的には1ミリも動かさないということです。

そうしますと、心身に発生する微妙な感覚も拾いやすくなるのです。

1ミリも動かさないというと難しく感じますが、実際にはそうでもなく、瞑想に慣れてきますと自然と出来るようになります。

心を動かさないのは難しいですが、身体をある程度の時間動かさないのは簡単なのです。

しかし、ここで一つ困難な壁があります。

足が痺れてくるのです。もちろん、痺れるままにまかせて、ただ観察することが肝要なのですが、度を超して痺れますと耐えきれなくなってきます。

それは、私がまだまだ修養不足な為であり、また現在ぶつかっている壁なのです。

痺れるのは、私の場合、大体30分くらい経ってから始まり、40分くらいで最高潮に達します。

身体とは良く出来ている物で、最近では痺れ具合で時間がわかるほどです。

実際痺れというのは、神経を圧迫するために発生し、また痺れたからといって身体を悪くするということはないようなのですが、理屈を超えて我慢できなくなります。

座り方を工夫をしたり、いろいろ試みているのですが、やはり慣れるしか無いのかもしれません。

私は、ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想に参加し、朝晩一時間の瞑想を勧められ、朝だけは一時間きっちりと実施しているのですが、だいたい四十分で一度足を組み替え、慈悲の瞑想を実施してから、またヴィパッサナーに戻るという形です。

一時間、微動だにせずいることがほとんど出来ないのです。

しかし、上座部系のヴィパッサナーでは、四十分単位で瞑想を実施するとも聞いたことがあります。線香を立てて燃え尽きることを目安に瞑想を実施していて、その燃え尽きる時間が大体四十分らしいのです。

それであれば、私の身体は丁度良いのですが。

一番良いのは、痺れが発生しても平静な心で、ただ見つめられるようになることなんですけど。