瞑想を続けることによって、私の脳は変化したのだろうか


赤い花

昨今、瞑想の科学的効果が次々に発表されています。
先日も、「8週間の瞑想」で脳をハックしよう! : ライフハッカー[日本版]という記事が巷を騒がせておりました。



私の海馬は変化したのか

ライフハッカーの記事によると、

実験の参加者は、毎日30分近く、瞑想などマインドフルネス・エクササイズを約8週間続けました。16人の参加者は、8週間にわたるエクササイズの前後に、脳のMRI検査を受けました。8週間の実験が終了したとき、参加者の多くで、行動、記憶、およびストレスにかかわる脳の領域に著しい変化が見られました。

とのこと。

であれば、一年近く毎朝三十分~一時間瞑想している私の脳にも変化があるはず。

今回のMRI分析は、以前の研究で瞑想に伴う変化が見られた領域に焦点を当てて行われました。その結果、学習や記憶にとって重要な領域だと知られている「海馬」と、自意識や同情心にかかわる構造部分で、灰白質密度増加が認められました。

私の場合、明らかに変化を実感できるのは、身体のリラックス度。毎朝、体中の筋肉やスジから「力」、「緊張」とも言えるものが抜けきるので、物理的に肉体がリセットされ身体関連のストレスがほぼ無くなります。肉体的に変調をきたしている部分もすぐに発見でき、そこに意識を集中するとそれら変調が徐々に消えてしまうという体験も少なからず経験しました。

頭脳はどうでしょうか。これについては客観的にはかりかねる部分もあるのですが、創造力に関してはかなりの効果があると自覚しています。本来、瞑想中にアイディアが浮かぶのは、雑念の一つなので避けるべきなのでしょうが、いわゆる溢れるように新しいアイディアを思いつくのです。瞑想をする以前はこんなことはありませんでした。もっともアイディアの質については、自分では評価できません。但し、アイディアを生み出す力は確実に増しているようです。

精神面ではどうでしょうか。これについては、確実に以前の私よりも同情心、慈愛の心、やさしさといった感情が強くなっていると感じます。

以上のことから、私の実践上の経験においても、瞑想が単なるリラックスの手段だけではなく、心身両面の能力向上に効果があると判断します。しかし、これら効果については、アンチエイジングやダイエットの効果もあることは否定できず、それらの相乗効果によるところも大きいと考えています。

今後さらに瞑想、アンチエイジング、ダイエット関連の実践を進めて人間力向上を目指すと共に、その実践記録を残していきたいと考えます。


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