最近、瞑想をしていて気づいたことがあります。究極の座布は、目の前にあることに。
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座布は胡座には最適
以前、瞑想中に足が痺れるので座布を購入した、という記事を書きました。
この購入した座布でしばらく頑張ってみたのですが、それでもどうにも足が痺れる。購入した座布が悪いというわけではありません。これはこれでかなり具合が良い。得に胡座をかいた姿勢でしっくりきます。
しかし、私は瞑想する場合、多くは結跏趺坐(ヨガでいうところのパドマアサナ)の姿勢を取ります。これだと購入した座布では、高さが高すぎるのです。またお尻が当たる部分が固すぎて、そこから痺れが広がる。
具合のよい瞑想用クッションを求めての試行錯誤
次に私は低反発枕を試してみました。
これが中々に具合がいい。三十分くらいならば、まったく痺れないこともある。けれども一時間も坐っているとやはり痺れます。どうも私の場合、お尻から痺れが広がるようなのです。ダイエットしてお尻の肉が落ちてしまったからかもしれません。柔らかすぎるクッションは沈み込みが激しく、結局はクッションの用をなさなくなるのです。
そこで今度は、低反発枕の下にヨガで使用しているフォームブロックと呼ばれる四角いクッションを敷いてみました。するとこれがまた具合がいいのです。柔らかい枕と固いフォームブロックが上手い具合に噛み合って、お尻への圧力を分散してくれる。
これにてほぼ完成形の瞑想用クッションが出来上がったのでした。80点の出来といえるでしょうか。結跏趺坐で一時間くらい坐っても、二回に一回は軽い痺れで済みます。そう、100%防げるわけではないのですね。まあ、ここまでくれば上出来か、と思いました。
ちなみに購入した座布は、執筆用の低いテーブルに坐る時に使用しています。私は胡座をかいて、Mac Book Airで執筆をしているのです。これが実に座り心地が良く、執筆に専念できます。この座布、購入して失敗ではありませんでした。
究極の瞑想用クッションとは
さて私はこの記事の冒頭に、究極の座布は目の前にある、と書きました。究極というには100%に近いできでなければならないでしょう。そう、じつは見つけたのです。しかもいつも瞑想している場所の目の前に。それはなんであるのか?
実はベッドだったのです。「なんだ、そんなことか。私だってベッドで坐っているよ」と言われる方もあるかもしれません。ですが私にとっては目からウロコだったのです。
考えてみればベッドとは、8時間もの間、人間を支え続け、なおかつ快適さを保たせるもの。身体に負担がかからぬよう、考え抜かれた仕組みであるに違いありません。であれば一時間や二時間ていど、坐ったからといって痺れるはずもない……。
かくして私は究極の瞑想クッション(座布)を見つけたのでありました。今では厳しく坐るときはフローリング上でフォームブロックを使い、長く緩やかに坐りたいときはベッドでさらに低反発枕を使い坐っております。ベッドで坐る時は一時間坐ってもまったく痺れないので、時間が非常に短く感じられます。
同じような効果は、座るための究極の家具、ソファでも体験できるかもしれません。私は持っていないので、わかりませんが。
あなたも試してみてはいかがでしょうか
瞑想中の足の痺れに悩んでいる方は、いちどベッドの上で坐ることも試してみてはいかがでしょうか。枕に坐るのが不謹慎と考えるならば、ベッドの上に低反発のクッションを置くなどしてもよいでしょう。きっと心地よい瞑想を体験できますよ。
それではまた。
『Photo』
Road meditation by Kashirin Nickolai