瞑想の基本的な方法をまとめてみました。
瞑想の環境
場所:掃除の行き届いた整理されて静かな部屋が望ましいです。
時間:早朝、静かな時間帯が望ましいです。
服装:ゆるやかな服が望ましい。特にお腹を締め付けるものは最初のうちは結構気になります。
基本的な瞑想の方法
呼吸は鼻から行うのが基本です。
1.結跏趺坐、または半跏趺坐を組みます。
出来ない人は無理をせず、普通のあぐらでOK。座布団を2つ折にして、おしりを乗せると楽に座れます。状況に応じて、椅子やベッドに横たわって実施しても構いません。
2.身体を整えます。上半身を真っ直ぐにしてから力を抜き、無理のない姿勢で腰で坐る感覚で。
3.手はお腹の前で組むのが自然で集中しやすいですが、各膝の上に左右の手を別々においてもよいです。自分の集中しやすい方法で。
4.目は閉じる方法と半眼にする方法があります。どちらでも自分にあった方法で。寝てしまいがちな方は、半眼がお勧めです。45度の下目線で床を見ると、自然に半眼になります。
5.自分の呼吸を静かに見つめます。
6.妄想、あせりなどが起きても、どうにかしようと思わず、ありのまま見つめます。
7.息は意識してコントロールする必要はありません。ありのままにまかせます。
8.慣れると身体が安定してきます。身体が寝ているような感じ。頭は起きています。身体の一部から次々に力が抜けるのを感じます。
9.息が自然と深くなっていきます。
10.無理すること無く、自分が心地良いと感じる間瞑想を続けます。
続ける為のコツ
最初のうちは、1分でも良いでしょう。とにかく、朝目覚めたら、坐る習慣をつけることです。そのうち、自然に坐る時間が長くなり、心地良い状態になります。
嫌な思いがあっても、逃げずに見つめると、それらは自然に消えていきます。ストレスの元から逃げるのではなく、ただ見つめます。そうすると、それらの嫌な思いはやがて力を失うでしょう。