小説を書くためのヒントは、良く見ると、そこかしこに散らばっているの続きです。
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作家たちが、共通してよく言うこと
2.最後まで書くこと
一度手をつけたら、最後まで書くこと。たとえ、飽きても、つまらないと思っても、行き詰まっても、とにかく(了)まで書くこと。そうしなければ、いつまでたっても作品が出来ません。完璧なんてありえないのです。まずは最後まで書きましょう。
毎日、一定量を書く、また手を付けた作品は最後まで書く、ということをルールにすれば、手元に作品が溜まっていきます。これは財産です。仮に作家としてデビュー出来た場合、手元に作品のストックがないと、かなり苦しいみたいですよ。
書き始めたら、最後まで書くべき by 伊集院静 様 などなど
最後まで書くことを続ければ、小説という形を作る総合的な技術も上達していくでしょう。
小説は書き続けることで、早さの差こそあれ、必ずうまくなる by 角田光代 様 などなど
3.未完成でも良い。破壊力のあるものを
これは、新人賞における助言ですね。この種の批評をよく見ます。完成度よりも将来性ということでしょう。
また、未完成も程度によるみたいです。日本語になっていない、とされて一次選考も通過しない可能性もありますからね。
4.誰も書いていないものを
これも、新人賞で見かけることがある助言です。難しいですね。だって、小説や物語は全て書き尽くされた、という方もおられるくらいです。誰も書いたことのないもの、など作り出すことができるのでしょうか。
新人賞を取るのは簡単、誰も書かないものを書けばいい by 角田光代 様 などなど
ここで一つ、ヒントになるお言葉をいただきました。
ストーリーは全て書き尽くされている。文体で売れ。 by ディーン・R・クーンツ 様
なるほど。文体。それこそ個性を活かせる部分ですね。みなさん、ご自分の文体を作り出しましょう。
さて、次回は……ネタがあったらまた書きます。では