私の目指すシンプルな生き方について


シンプルな道

ミニマリストという生き方があります。必要最小限の物しかもたない、必要最小限の資源しか使わない、という生き方です。


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ミニマリストという生き方

例えば、ガンジーをミニマリストであると言う人があります。彼はベジタリアンであり、質素な食事を常とし、着ている服もシンプルなものでした。もっともその禁欲主義的な生き方は、彼の信仰するヒンズー教から来ているものでしょう。

さらに、ハイデマリー・シュヴェルマーという女性がいます。彼女はその生活においてお金を一切使わないそうです。といっても、誰かの世話になっているわけではありません。物々交換を基本として生活しているのです。彼女はいわゆる吝嗇家ではありません。持っていたものは人に分け与え、収入があれば寄付してしまうのです。

彼らに共通することは、物を持たないということと、人道主義的であるということでしょう。彼らの生き方は素晴らしいものです。尊敬に値します。しかし、私の歩もうとしている生き方とは少し違います。私は最小限主義には徹し切れないし、お金を否定しません。

シンプルライフという生き方

一方で、シンプルライフという生き方を選択する人々がいます。やはり、なるべく物を持たず、生活や心をシンプルにして生きる人たちです。

私の印象としては、彼ら(自分も含めてですが)は二つのタイプに分かれると考えられます。一つには、ミニマリストに近い生き方、物を持たず、シンプルに生活し、自然環境にも優しくエコな暮らしをする人たち。もう一つには、やはりなるべく必要なものしか持たず、シンプルに生活し、節約もするが、その基準となるのは自分、という人々。つまり、自分がシンプルかつ快適な生活を送るにはどうすれば良いか、ということを判断基準にしている人たちです。

前者は利他的、後者は利己的と言い換えることも出来るでしょう。利己的というと批判しているように聞こえてしまいますが、私にそのつもりはないので、「自分を中心に価値判断をする人たち」と言い換えます。

まずは自分を救う

さて、私のタイプはと考えますと、心情的には前者ですが、現実は後者に近い気がします。まだまだ、多くの物を持ち、資源を消費し、自分の心をシンプルにすることに精一杯といったところでしょうか。まずは自分を救わないと、他人を救えない、そういった気持もあります。今はそうでなくとも、前者に近づく方向に歩いていると信じたいところです。

今まで述べている内容は、私の考えであり、一つの側面から見たものであって、実際にはもっと多様なものでしょう。シンプルライフを実践している人の数だけ、その考え方や実践方法が存在するとも言えます。今回は、私の目指すシンプルライフを説明するために、単純化したモデルを挙げてみました。


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