ダイエットにおけるリバウンドの問題点とは


ボール
 ダイエットには、リバウンドという現象がつきものです。リバウンドが発生すると、ダイエット以前よりも体重が増えてしまうとも言われています。ダイエットにおけるリバウンドの問題点とは何でしょうか。



リバウンドの問題点

 リバウンドすると、満腹感にずれが生じ、ダイエット以前より食事量が増える傾向があります。リバウンドした分を取り戻そうと、すぐにダイエット、そしてまたリバウドといったサイクルを繰り返すと、益々食事量が増え、また脂肪の細胞への吸収率が上がってしまうのです。

 以上の仕組みは、レプチンという物質が関係します。レプチン (leptin) は脂肪細胞によって作り出され、食欲を調整する働きがありますが、ダイエットとリバウンドによってその分泌量にズレが生じるのです。

 これを防ぐにはダイエット中の停滞期にダイエットを中断しないこと、そしてダイエット成功後も達成した目標体重を維持することです。レプチンの分泌量のズレは、一ヶ月以上体重を維持すれば解消されます。つまりダイエットで一番大切なことは、体重を減らすことではなく減らした体重を維持することなのです。それを実現するにはどうしたら良いでしょうか。

 ダイエット中の停滞期については、「アンチエイジングダイエット 糖質制限からの総合的アプローチ」にも記述したように、自分の選んだダイエットを信じて諦めずに続ける、またはプチ断食で強行突破を試みれば乗り切ることができます。

 残る問題は、ダイエット成功後の体重維持、これを如何に持続するかです。

 次回からはその方法を追求していきます。


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