第二章 心のプロセスを静める 第八の考察について


空

第八の考察についてです。

第八の考察

8.「心のプロセスを静めながら息を吸おう。心のプロセスを静めながら息を吐こう」と訓練する。

八番目の考察も七番目から自然に出てきます。

すべての感受は、それが快いものであろうともやがて苦しみへと続きます。

感受の花は、ただ現れて消えていくままにされることを望んでいるのです。

無視したり、抑圧して感受が花咲くことを拒むと、逆に感受、例えば恐怖は私達につきまとって引きずり倒してしまいます。なぜなら、恐怖を避けるためにあまりにも多くのエネルギーを費やしてしまうからです。

感受に干渉しなければ、それはそれ自身の命にしたがって去っていきます。物事を起こるに任せることができたとき、多くのエネルギーを得ることができます。

感受の奴隷にならないこと。ただ感受を意識し、感受を完全かつ十分に経験すること。感受の中に入って行くこと。

第八の考察についての私の理解

表現の微妙なニュアンスを捉えるのはなかなか難しです。瞑想を通して、実感するしかないかもしれません。

第七の考察として、心のプロセスを感じることは理解でしきました。感受をありのままに見つめる、逃げたり抑圧することなくありのままに見つめれば、やがてそれらは、消え去る、つまりは、これが第八の考察、心のプロセスを静める、ということなのだと思います。


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