第二章 感受と心 第七の考察について


鹿

第七の考察についてです。

第七の考察

7.「心のプロセスを感じながら息を吸おう。心のプロセスを感じながら息を吐こう」と訓練する。

呼吸が身体を調整するように、感受が心を調整していきます。

我々の問題の大部分は、私達が感受やそこから生まれてくる心の状態に同一化してしまうところにあります。ここで感受にラベルを貼るということが起こっています。

三昧(サマーディ)が強くなるに従って、自分が瞑想者であるという意識も弱くなっていきます。ただ瞑想があるだけです。

すべてのものをあるがまま、ただ感じる。無為であれ。

足が痛いのであれば、痛みを取り去ろうとするのではなく、痛いままに感じる。感受とひとつになるのです。

第七の考察に対する私の理解

呼吸が身体を調整し、感受につながり、感受が心を調整していくプロセスを理解しました。

瞑想中に足が痛くなれば、痛いことをあるがままに感じ、心のプロセスを観察したいと思います。

日常生活においても、感受の発芽をいちはやく捉え、そのプロセスを観察したいと考えます。


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