感受と感情についての考察


感受カエル

第五、第六の考察により、感受を知りましたが、それによって得るものが大きかったと思います。

感受を知ったことにより得たもの

以前から感情の前に何かがあると漠然とは感じていたのですが、その存在をはっきり知ったことにより感受の存在を明確に認識できるようになりました。

より精緻に感じることができるようになったというべきでしょうか。

そして気づいたのですが、感受とはそれほど強烈なものではありません。今の私の認識では、それはとても微妙なものです。

その後に起こる感情が激しいものだけにこれは意外でした。感受にはそれほど色がないと言いましょうか…

実はこれは瞑想中というよりも日常生活で気づいたことです。散歩をしながら、沸き起こる感情の兆候を見つめていました。

感情の発生についての考察

感受の段階で何かが作用することにより、怒りであったり、悲しみ、喜びなど、どちらに感情が転ぶか、あるいは、どの感情が発生するかが決まるのではないでしょうか。何といいますか、これは、自分にとって大きな発見です。

つまり、例えば怒りは最初から怒りなのではなく、感覚を受け止めた後、生まれ育った環境など現在までの経験を元にささいなスイッチで怒りに変様し、怒りに変わったあとは、怒りが怒りをバイラル・ループ的に増幅するのではないかと。

以上は、全く私の仮説、推測です。しかし、自分なりに納得出来た気がしています。

感情について、ささいなスイッチの段階で感知すれば、激しい感情のうねりが発生する前にコントロールすることが可能なのではないかと思った次第です。

感受を知ったことは、大きい。日常生活が変わる気がする。


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