ダイエットのリバウンド防止、食事時間の4つのルール


糖質制限ダイエットに成功してから約5年が経ちました。その間、リバウンドをすることもなく、10キロ減の体重を保っています。リバウンドを防ぐために行ったことのひとつは、食事の時間に注意すること。具体的には、午後10時以降は食事をしないといったことなどです。今回は、リバウンド防止のために行っている4つの食事ルールについて、紹介します。

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ダイエットでリバウンドを防ぐためにはBMAL1がカギ

人体の脂肪細胞を作る時に重要な役割を果たす、「BMAL1」というタンパク質があります。このタンパク質は体内時計と関係があり、時間帯によって増減します。昼間には少なく、夜には増えるのです。

最も少ないのが午後三時ころといわれています。最も多いのが午後の十時から午前二時の間で、その量は午後三時の二十倍にも達するのです。つまりこの時間帯に食事をすると、より多くの脂肪を体内に蓄積することになってしまいます。このメカニズムは、日本大学薬学部の榛葉 繁紀教授らの研究により、明らかになりました。

以上のことから、夕食は午後七時までに摂ることが理想であることがわかりました。この時間には、「BMAL1」が体内で増えるまでに食べ物の消化を終わらせるための前倒し時間が考慮されています。また、夜の食事が遅いと昼食との時間が空きすぎて空腹の度合いが大きく、反動で量をたくさん食べてしまいがちである、という弊害もあります。

よって、リバウンドを避けるために食事時間において注意することは、午後七時以降は食事をしない、ということになります。しかし、現在の多くの社会人にとってこのルールは、完全には守りがたいものでもあります。

そこでなるべく無理なく、理想に近い形を守る為にはどうするべきでしょうか。

リバウンドを避けるための食事時間の4つのルール

1 夕食は本来夕方に摂るもの、午後七時以降の食事は夜食であると自覚する。(夜食はダイエットの大敵です)

2 帰宅が遅く、夜ドカ食いしてしまう場合、午後三時のおやつを摂る、または夕方に軽く食事を摂る、つまり食事の回数を増やす、等の工夫をして、帰宅後夜遅くの食事量を極力減らす。

3 寝る直前の食事を避けるため、帰宅したらまず一番に食事をする。

4 夜七時以降に食べ物を摂る場合は、野菜やフルーツ、温めた牛乳などにし、糖質や油ものは摂らないようにする。

たとえば毎日残業で帰宅が深夜になってしまう人でも、残業前に少しだけ休憩を取り、軽く食事を摂ることはできるはずです。全く時間が無いという人も、昼食時に夜の軽食も購入しておき残業前に食べることは可能でしょう。ただしその際には、インスタントラーメンなどは避けてください。糖質の少ないヘルシーな食事をおすすめします。

なお、夜七時以降は全く食事をしなくとも大丈夫、という方はそれが一番ですので、そのルールを守ってください。

「アンチリバウンド79の知恵」(著 広澤銀一)より
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