EvernoteでGTDを実施する


GTDimage

私はGTDのソフトウエアツールとしてG-MailGoogleカレンダー、そしてEvernoteを選んだ訳ですが、今日はEvernoteをどのような構成にしたかを紹介します。


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GTDのフロー

Evernoteを構成するにあたって、まずGTDでのフローを知らなければなりません。GTDの処理の流れは以下のようになります。

1 気になっていること全てをInboxに入れます。

2 行動が必要か否かを判断し、必要なければ2.1を実行。必要ならば3へ進みます。
 2.1 いらないと判断すればごみ箱へ。資料ならば資料フォルダへ。いつかやるものならば、いつかやる/多分やるリストへ。

3 次に取る行動は一つか複数かを判断し、複数ならば3.1へ。一つならば4へ進みます。
 3.1プロジェクトリストへ。

4 2分以内でできそうか判断し、Yesならば4.1へ。Noならば5へ進みます。
 4.1すぐに実行

5 自分でやるべきか判断し、Noならば5.1へ。Yesならば6へ進みます。
 5.1連絡待ちリストへ。

6 特定の日にやるべきか判断し、Yesならば6.1へ。Noならば7へ進みます。
 6.1カレンダーへ登録します。

7 次に取るべき行動リストに登録します。

Evernoteの構成

GTDの処理フローに合わせて、Evernoteにノートブックを作成します。

私の場合、以下のようになりました。ノートブック名の頭についている数字や記号は順番に並べるためのものです。

Everツリー

このうち、1から4まではGTDの役割と同名のノートブックです。5から9は全てGTDでいうところの資料にあたりますが、私の使い勝手として表記のように分けました。

特にGTDでは創作物成果物についての処理が明確でないので、私は明示的に「創作」ノートブックを作成し、ここに納めるようにしています。またここに納められたものが私に取って最重要なデータとなります。

MITというノートブックは、GTDがカバーしていない重要タスク管理のためのリストやルールが入っています。物理的なもの以外はなるべくEvernoteで管理することが私の方針です。

関連記事:最も重要なタスクは朝一番にこなす

さて、GTDの一つのコツとして、状況に応じて行動リストをまとめる、というものがあります。どういうことかというと、例えば、@PCという行動リストを作って、PCの前に座った時に実行できるタスクは全部そこに入れる、そうすればPCを使用しているという状況で、そこで実行できるタスクをまとめて実施することが出来る、という考えです。この考えに従って、私は「次の行動」をスタックとして、以下のように状況毎にノートブックを作成しています。

Everツリー2

この状況は、個人によってユニークになるはずです。例えば私の場合は、自営業なので「@会社」という状況用のノートブックはありません。この構成で使ってみて、いるもの、いらないものを判断し、必要に応じて追加、削除していこうと考えています。

以上、Evernoteの構成でした。

次回は、実際にどのように実行しているかを紹介したいと思います。


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