GTDを創造的な仕事に適用することを試みる


GTD

私は最近の生活に、MITという考えを取り入れたりして、結構上手く回っていると自分では思っています。

関連記事:最も重要なタスクは朝一番にこなす

しかし、さらにGTDという考えを取り入れて、より一層快適な生活を送ろうと考えています。

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GTDとは

GTDはWikipediaによれば、以下のように説明されています。

GTD(Getting Things Done、ゲッティング・シングス・ダン)とは個人用のワークフローの管理手法である。デビッド・アレン(David Allen)が同名の書籍『仕事を成し遂げる技術 ―ストレスなく生産性を発揮する方法』(原題: Getting Things Done、2002年)の中で提唱する。
「ナレッジワーカー(知識労働者ないし頭脳労働者)の仕事術」と呼ばれ、「次に何をやるか」という予定やスケジュールの管理、作業する上でのモチベーションを損なわないための体制作りなどが含まれる。心理的な負担を減らしながら個人の生産性を上げることを主眼とし、簡単な5つのステップを実行することによって成し遂げたいことを現実にするメソッドである。基本はなすべき仕事のリストを何かに記録しておくことで、頭の中からなすべき仕事のことを追い出すことである。これで頭の中はすべき仕事全部を覚えなくてもよくなりすっきりとし、リストに基づき実際の仕事をこなすことに集中できる。

つまりは、頭のなかのを追い出し、心を平静に保って日々のタスクをこなすということですね。

現在私が実施しているタスク管理に近いものもあるのですが、最大の違いは優先事項を設けないこと、ボトムアップでタスクをこなしていくことです。

目の前のことから、取りこぼしのないように確実に実施していこうということです。

これはこれで素晴らしい考えで良いのですが、どちらかといえばオールラウンドプレイヤー向けというか、会社勤めの知識労働者などに最適、という気がします。つまり、やってくる仕事を、やりたかろうがやりたくなかろうが、上司からの突然の命令だろうが、来るもの拒まず次々とこなしていく、というタイプに合っているということです。

クリエイティブに傾いた仕事、例えば、芸術家作家研究者などには必ずしも適合しない部分もあるのではないかと、今のところ考えています。何があろうが、自分の本質に近づくものを最優先に実施する、そのためには日常生活のどうでも良いことなど、多少取りこぼしがあっても構わない、という一点突破主義の人間には適合しない部分もあるということです。

そこで私は、自分も一点突破主義の人間と考えているので、今のMIT主義を活かしつつ、GTDを取り込んで融合させることにしました。最優先事項の時間は絶対確保しつつ、残りの時間帯をGTDに当てはめようという考えです。

GTDの基本ステップ

GTDの基本ステップは以下のとおりです。

収集:頭の中のやらなければならないことや気になっていることをツールに書き出す。(Inboxに書き出す)
処理:Inboxを処理しリスト化する。
整理:リスト化したものをツールなどに入れ込む。
レビュー:リストを見直し、検討する。
実行:リスト化されたものを実施する。

このうち、処理と整理は密接なものがあり、厳密に区別しなくとも良いと私は考えています。

さて、具体的にはどんなツールを使ってどのように実施するか。

まずは収集。

私はツールとして、以下を選びました。
物理的Inbox トレー 紙のメモや手紙、書類などを入れる。
Evernote Inbox Inboxというノートブックを作成する。
G-Mail Inbox  Inboxというラベルを作り、実行すべき内容のメールがあればInboxに移す。他のメーラーからも転送する。
Googleカレンダー 期日の決まったリストは、カレンダーに記述する。

GTDの準備

さあ準備を始めます。出来るところから。

1.物理トレーを準備。これは、100円ショップで買ってきたトレーというよりもただの箱。以前より手紙入れとして利用していました。これをInboxとして、紙類は全てここに入れて処理します。

トレー

2.メモ帳 常に持ち歩き、頭に浮かんだ気になることなどを記述します。そして、物理トレーInboxへ。このメモ帳は以下のWikipediaの記事を参考にしました。簡単、安価、かつ強力なツールです。

ブログ「43Folders」の管理人・作家であるマーリン・マン(Merlin Mann)が提唱した「ヒップスターPDA」。PDA(携帯情報端末)という名だが、デジタル機器ではなく、クリップで留めた普通の紙片の束である。

メモ

さて、次回は、Evernoteの準備を進めたいと思います。

タスク管理のカリスマ、デビッド・アレンの書籍。多くの知識労働者が取り入れています。


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