本質的な仕事と事務仕事は空間を分けると効率的、そして気分も良し


黄色い花

あなたは仕事をする時、必要に応じて場所を変えているでしょうか。私は、集中力を増すために、仕事の種類に応じて空間を振り分けています。


スポンサードリンク

空間を振り分ける

どういうことかというと、創造的であり本質的な仕事と事務的な仕事を実施する場所を別々にしているのです。

例えば事務的な仕事、メールや雑務、これらは事務机で実施します。コンピューターも事務用のものを使います。ここでまとめて雑務をこなします。

そして、本質的な仕事を実施する時は、場所を移します。静かで、綺麗に整頓された机の上にただ一つライティング用のノートPCのみを置き、集中的に創造的な仕事を実施するのです。こうすることによって、効率よく本質的な仕事をこなすことができるようになりました。

同じ場所で全ての作業を一緒に行うと、本質的な仕事に集中出来ません。ついつい心があちらこちらに彷徨います。また、メールや雑務をこなしているうちに随分と仕事をしたような錯覚に陥ります。よくよく振り返ってみると、大事な仕事は一つもこなしていなかった、ということにもなりかねないのです。

私はこの、仕事の種類によって空間を振り分ける、ということを経験から身につけました。もっと早くから実行していれば、どれだけ創造的な作業をこなせただろうと思うことしきりです。

知的生産の技術

そして、空間を分けるというこの考えを、他にも実施されている方がいると、次の書籍で知りました。

少し古い本ですが、その本質に流れる知恵は現在でも十分に役立ちます。寧ろ、表面をさらさらと流れて消えていく最新の情報よりは、よほど心のとなります。

さて、著者は働く空間を分けることは単に、仕事の効率化を図るだけではない、といいます。仕事にしずけさと秩序をもたらしてくれる、というのです。なるほどと思いました。私も言葉にはしていませんでしたが、創造的な仕事をする場は、綺麗に整頓され、しずかに瞑想さえ開始できるような秩序ある空間にしていました。

ポイントは、小さなテーブルでも良いので、机上に作業に必要なものしかおかず、塵ひとつ無いように綺麗に保つということです。また、周りに目障りなもの、気の散るものを置かないようにします。

私の場合は、作業を開始するときに、神聖な場所を清めるかのように、さっと卓上用モップで一拭きします。それから、机上にあるただ一つの物、Mac Book Airを開きます。さらにディスプレイとキーボードを一拭き。そして、気分も新たにクリエイティブな仕事を開始するのです。

あなたも、可能であれば、仕事の空間を分けてみてはいかがでしょうか。

仕事によってはそれは、無理、という場合もあるでしょう。しかし、例えば、同じ机の上で、右と左を分ける、などそういった工夫でも良いのです。左を向いたら右のことは忘れる。そして、目の前の本質に集中する、そういった方法です。

よろしければ、お試しください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA