画面は、本ブログの出版部門METTA PUBLISHINGの出版書籍リストです。今日は、Kindleのダイレクト・パブリッシングで電子書籍を出版する方法を説明します。
Kindleダイレクト・パブリッシングでの出版方法
さて、個人が書籍を出版することを自費出版などといいますが、Kindleのダイレクト・パブリッシングについては、費用はほぼかからないと言ってよいでしょう。パソコンがあり、インターネットに接続できれば、無料で電子書籍を出版することができます。
電気代とかプロバイダー代とか、自分の労力を消費する必要はありますが、紙の本を出版するような大きな資金を調達する必要もなく、電子出版用のツール類も、無料で利用できるものがたくさん用意されています。
まず肝心の電子書籍を作成するワープロですが、それは先日の記事を参照ください。
参照記事:電子書籍(EPUB3ファイル)の作成方法 一太郎2013 玄
GoogleドライブのGoogleドキュメントを使えば、横書きならすぐに電子書籍作成に対応できるでしょう。zip圧縮されたhtml形式でエクスポートすれば、Kindleダイレクト・パブリッシング上でそのままUploadできます。
アマゾンのアカウントを作成していなければ作成してください。次ぎにKindle ダイレクト・パブリッシングにアクセスしてログインします。そして自分のアカウント情報(住所、電話、ロイヤリティが支払われる口座)を設定します。
以上で準備終了。
後は、電子書籍をUPするだけです。
本棚に移動して、「新しい書籍を追加」をクリックします。
ここで、本の題名や内容、表紙、価格、電子書籍のファイルなどを指定します。表紙は用意しなくとも大丈夫。
電子書籍のフォーマットはWord (docまたはdocx)、HTML (圧縮されたHTMLのzip、.htmまたはhtml)、ePub (epub)、XMDF (圧縮されたXMDFのzip)がサポートされています。私の経験上はePub3が一番適しているのではないかと思います。将来性から考えても最初からePub3に対応することをお勧めします。
さて、これだけで簡単に出版できてしまいます。一番労力がいるのはもちろん、書籍を執筆することです。それさえ準備できればすぐに出版することができるでしょう。
但し、「新し書籍を追加」の設定項目で、ちょっとしたノウハウやコツもありますが、長くなるので次回に説明します。たぶん知らなくても、出版は支障なくできると思われますので、早速トライしてみてはいかがでしょうか。