今回は、電子書籍作成時のワープロについての情報です。
電子書籍作成用ワープロについて
当サイトでは、今まで電子書籍を8冊出版していますが、現在は一太郎2013 玄 特別優待版を使用しております。
当初は、GoogleドライブのGoogleドキュメントを使用して電子書籍を作成していました。Googleドキュメントで作成した文書をhtml形式でエクスポートしてから、Amazon Kindleにアップロードします。
しかし、Googleドキュメントは横書きにしか対応しておらず、また目次がうまく作られなかったりといまいちの部分が多かったのです。
そこで、次ぎにdoncha.netさんのEPUB3ファイル変換ツールを使用させていただきました。リンク:EPUB3::かんたん電子書籍作成
これはなかなか便利なツールで、テキスト形式で作成したファイルを用意するだけで簡単にEPUB3ファイルに変換してくれます。タダでやるには恐らくベストかもしれません。目次なども上手い具合に作成してくれます。
しかし、以下の点が検討課題でした。
1.文末にdoncha.netさんの名前が入る(タダでやらせて貰っているので当然ですが)
2.ルビなどをいれられるが、HTMLで編集する必要があり、面倒
3.いつサービスを停止してしまうかわからない(doncha.netさん、すみません)
そこで、検討した結果、購入したのが一太郎2013 玄 特別優待版です。
一太郎の良いところは、とにかく何も考えずに済むことです。普通にワープロを使って文書を作成する感覚で電子書籍を作成できます。ルビも簡単に入りますし、EPUB3ファイルへのエクスポートも問題なくこなします。縦書きも非常に使いやすい。日本語変換についても、ATOKは得意とするところで、ほとんどストレスがありません。
ちょっとしたこととして、Evernoteとの連携機能などもあります。Evernoteでネタを作成している私にとっては、けっこう便利です。また、文章校正機能もかなり使える。誤字脱字のチェックも助かりますが、単語の表記を合わせる機能も便利。(ため、為とか、あなた、貴方、などの表記を合わせてくれる)
書籍内のリンクも上手く作成してくれるので、先日KindleにUPした休日への101の扉 1日を幸せに過ごす方法の仕掛けも上手い具合に作成することができました。おかげで、Amazonで以下のランキングを達成しています。
1位 ─ Kindleストア > Kindle本 > 趣味・実用 > 占い
4位 ─ 本 > 旅行ガイド > 海外旅行
4位 ─ 本 > 趣味・実用 > 占い
厳密には占いの本ではないんですが。海外旅行の本でもない…… しかし、本>とあるのは、電子書籍のみならず、全ての本を含めますからその中で4位は大健闘といえるでしょう。
さて、一太郎は価格的にもMS Wordを使用していれば乗り換えキャンペーンとして特別優待版を購入できるので、¥9,000以下で購入可能、かなりのコスパと言えるでしょう。
現在まで四冊ほどは一太郎で作成しています。今後も、一太郎で作成していくことになるでしょう。過去に出版したものも、時間が許す限りは一太郎で作成し直そうと考えています。
電子出版を検討している方は一太郎、お勧めです。
アマゾン KINDLE用のファイルの作成依頼、可能でしょうか 安田
安田様、内容によっては、ご相談に乗れるかと思います。
メールいたします。